The Clash / London Calling

クラッシュの中で一番好きなアルバムです。
「白い暴動」を聞いて「何、このカスみたいなペナペナガレージパンクは?」と思ったワタクシでしたが、頑張ってこのアルバム聞いて大正解。
ピストルズがパンクの始まりだったとすれば、クラッシュはパンクをただのムーブメントだけでなく音楽としての可能性を広げたバンドだったといっても過言じゃないはず。
このアルバム聞いてランシドを思い浮かべない奴はいないと思うし、結局、現在も多くのバンドがぶつかる「ポップ・パンクバンドとして求められる事とアーティストとしてやりたくなってくる事の矛盾」の壁をぶち破ったのがこのロンドンコーリングというアルバムなのだと。
とにかくアルバムのジャケットのカッコ良さからまずジャケ買いでも間違いない。
で、聞いてみると冒頭のアルバムタイトルにもなっているトラック「London Calling」から不穏でハードなロックが展開。
それが中盤に差し掛かる頃には、スカがふんだんに盛り込まれたスカパンクになっている。
この流れは多分当時のパンクキッズは本当に腹が立ったに違いない。
でもこれこそ現在のスカパンクの基礎となったのではないかと。
グランジがニルヴァーナという巨星が落ちることによって商業主義に飲み込まれ、表現の幅がドンドンとハードでダークに、という風に狭くなってしまっていったのに対し、この時代にクラッシュがいたからこそ、こんなにもパンクはポップで様々なバンドが派生できるようになったんですよ、多分。
うん、多分そう。
まあ、何が言いたいかといいますとオーディナリーボーイズの最高傑作の2ndアルバム聞いてたら、このアルバムを思い出して仕方ない。
SNOOZERで同じこと書いててマジで嬉しくなってしまいましたが、オーディナリーがクラッシュ並みに傑作アルバム連発してくれることを願っております。
でもこういうバンドって好き嫌い別れるんであんまりオススメしません。
特に○○はこうでなくちゃ!と文法解釈的に物事を考える方は嫌いやも知れませんね。