空洞です / ゆらゆら帝国難しいアルバムです。
どこ見ても批評で最高傑作って書いてるから穿った目で、いや耳で聴いてみたのですが最初は「どこが?」という感想。
だって全く爆音ギターもないし、延々と同じようなゆる〜い曲が続くだけ。
なんだよまた俺には理解できない高尚なアルバムなのかよと思ったんですが、2回目以降はその印象が激変。
まず詞がえげつない。
「適度に適度にフリーな奴隷が俺だよ お前だってそう」とか時折ハッとするようなことを言われる。
で、単調に思える曲がアルバム一枚通して聞くと耳の奥でズーっと何かが鳴り続ける。
曲単体でガツーンとくるのがこのアルバムには無いのですが、全体として横にゆらゆらと揺さぶられてしまいます。
ああ、これがサイケってやつなんだなと今更ながら気付きました。
間違いなく通勤途中とかに聴く音楽ではありませんが、帰宅中に聴くと良い気分になれました。
動画はアルバムタイトルになってる「空洞です」。
何となく夕暮れの街の情景が心に思い浮かびます。
そこに自分の心の中にあるふとした空虚さが詞の中にあってアルバムの締めでありながら、また冒頭に繋がっていくような不思議な曲です。
それにしてもベースの人は全く外見が変わらないな…。