LACK OF REASON / L⇔Rレーベル移籍後、初のアルバム。
ワタクシは姉が編集したカセットテープに入っていた「Remember」で彼らの虜に。
ほとんどの曲で主人公がニヒルな視点で語っていたり、相手に呆れてるけどちょっと諦めちゃってるところが黒沢健一氏らしくて好き。
前述の「Remember」も結局恋が終わっちゃってるしね。
「Catch The Tube」の「地下鉄に乗っていこうよ。きっと僕同じ顔した君の友達が待っているから。」っていう下りとかかなり好き。
こういう行間で二人の距離が離れていってるのがわかるみたいな世界観がいいですね。
メロディー的にはそれ以前のキラキラとしたポップ全開の曲に比べて少し実験的な試みが見てとれる曲が多く、個人的には一番聞いたし今でも最高だと思うアルバムです。
余談ではありますが、高松のコンサートに若かりし頃のワタクシも足を運びました。
そこで印象的だったのが「ロックします」と言って彼らが演奏し始めたのが、「Society's Love」でした。
当時のワタクシはROCKのイメージと言えばB'zであり、L⇔R無茶しとんなぁと思っていたのですが、このレビューに際して思い返してみればたしかにあれはROCKでした。
ギターソロ演奏時の黒沢健一氏を注視していたことを今でも覚えています。
女の人が多かったのが印象的だったなぁ。
こういうシニカルな視点とか、楽曲へのこだわりみたいなところはくるりに通じる物があるのかもしれない。