The Music / Welcome To The North

往々にして2ndアルバムというのはアーティストにとって鬼門だ。
聞く側は1st以上のアルバムを求めるし、作る側もそれを越えようと努力をする。
そう、努力をする、のだ。
1stは自分達の持っていたものを詰め込んで作ればいい。
2ndアルバムはその減ってしまった物に新たな要素を付け足すことが期待されるのだ。
その要素を埋めるため、ある者はよりハードにディープになり、ある者は違う次元へとステップする。
まあ、そんな前置きはさておき。
the Musicの2ndアルバム「Welcome To The North」はどうなのかというと前作よりハードになった。
前作ではメッセージ性など皆無だった曲も今作では故郷のことを歌った曲がタイトルに来ている。
彼らの1stが世界で大絶賛を受け、USツアーまでこなし故郷が恋しくなったんでしょうな。
まあハッキリ言ってしまうとこのアルバムは佳作だ。
ハードにはなっているがディープではない。
前作が持っていた熱量をキープするのが精一杯というカンジです。
ただ曲それぞれが悪いわけではない。
何かこう、曖昧になるけどグルーヴ感が足りないのです。
音もかなり良いんですが、何かグラングランするような熱量が欠けてしまっているかのような…
でも良い曲が多いのは彼らの音楽的レベルが高いことを証明してると思うわけです。
オススメは
M1「Welcome To The North」M3「Bleed From Within」